自分の力ではどうしようもない時に。
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プロフェッショナルの力を借りる
仕事に集中するために
個人事業というのは「個人」というだけあって、起業家の選択や力量・努力が成功するカギとなる形態です。ですが、個人の力には誰でも限界というものがあります。自分の力以上の力を出そうと思っても精神的・肉体的にも無理が生じてきます。
そのような場合は、無理をせず、適切なアドバイザーやその道のプロフェッショナルなどに相談してみましょう。経理や資金のことなら会計士・税理士に、労働･人事関係なら社会保険労務士に、法律の相談なら司法書士や弁護士に、また、その道専門のアドバイスなども行っている行政書士なども存在しますので、インターネットで調べて相談してみましょう。
| 国家資格 | 得意分野 | 特徴 |
|---|---|---|
| 弁護士 | 法律関係 | 近代の弁護士は、弁護業務だけでなく、コンサルティング業務も多く行っています。それぞれの弁護士（法律事務所）には得意・不得意分野があるので、自分が相談したい分野を得意とする弁護士事務所に相談してみましょう。 最近では最初のメール相談は無料で受けてもらえるのが一般的です。 |
| 公認会計士 | 財務・経理・税金 | 財務のプロフェッショナルとして社会的に認められている資格所持者で、大会社には欠かせない会計監査なども専門的に行っています。 多くの会計士はコンサルティング業務も行っていますので、財務関係の良いアドバイザーとなってくれるでしょう。 |
| 税理士 | 経理・税金 | 確定申告の時期が近づいてくると、個人事業者にはとても気が重くなるものです。最近では申告がネットでできるようになってきましたが、登録などはとても面倒です。ある程度資金に余裕がある方は、経理関係のことは一貫して税理士に任せてみてもいいでしょう。 簡単な帳簿などは自分で作成する必要はありますが、アドバイスをしてくれるので、余計な労力を使わずに済みます。 |
| 司法書士 | 法律関係・登記・届出 | 法律の専門知識が豊富な専門家で、簡易裁判所の裁判であれば弁護士としても活躍している士業です。 140万円以内の民事訴訟などであれば、アドバイスから裁判まで一括して行ってくれます。法務局などへの登記関係などにも精通しているので、なにかとアドバイスを受けられます。不動産系で悩んだ場合はおすすめです。 |
| 行政書士 | 登記・届出 | 近代では検定試験のレベルも上がり、資格を獲るのが難しくなった士業です。成功している行政書士や行政書士事務所のほとんどは専門的に得意な分野があるので、開業しているまたは開業しようとしている分野に強い行政書士をさがしてみるといいでしょう。コンサルティングから官公庁等への登記申請・届出を比較的安価で行ってくれます。 |
| 社会保険労務士 | 人事・労務 | 一般的に多く見られるのは企業との顧問契約で、人事・労務問題に関する相談をはじめ、社会保険・労働保険諸手続きの事務の代理や提出代行、給与計算を行っているので、従業員を雇っている個人事業主にとっては強い味方となります。 |
| 中小企業診断士 | 経営・マーケティング | 中小企業診断士は、経営やマーケティング、ビジネスマンとしての資質向上などがメインなので、自己啓発を目的とした資格取得者が多く、独立開業者は25％程度ですが、マーケティングの知識が豊富なので色々と適切なアドバイスがもらえます。 |
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