相場は5~6割位と言われています。

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税金の申告に役立つ仕訳の知識

個人事業主の経費の仕訳と勘定科目

地代家賃

お店を出店している人やオフィスで仕事をしている個人事業主であればその家賃全額が地代家賃に計上できますが、自宅で仕事をしているなら按分して計算します。

倉庫やトランクルームなどを借りて業務用の物品などを保管している場合も地代家賃となります。この場合も自家用と共用の場合は按分して計算します。

業務で車を使用している場合は駐車場も、地代家賃として計上できます。車両費などを計算する場合と同様の割合で按分して計算します。

経費に計上するタイミングとしては、来月分であっても支払った月での計上が可能です。

仕訳例

自宅でSOHOをしている個人事業主の山形氏の今月分の家賃100,000円が個人用の普通預金口座から引き落とされた。事業と自家用の割合は50%ずつで申告している。

(借方) 地代家賃 50,000 (貸方) 事業主借 50,000

商店街に店舗を借りて花屋を営業している個人事業主の秋田氏は、不動産屋を通して毎月27日に事業用の口座から家賃150,000を引き落とされる契約をしている。今月27日も通常通り預金から引き落とされた。

(借方) 地代家賃 150,000 (貸方) 普通預金 150,000

家賃と同時に敷金と手数料を支払った場合には、それぞれ違う科目での仕訳が必要となります。

DTPデザイナーで個人事業主の新潟氏は、業務専用のオフィスを賃借する契約をし、家賃100,000円と敷金100,000円、さらに不動産屋への仲介手数料100,000円を現金で支払った。

(借方) 地代家賃 100,000 (貸方) 現金 300,000
(借方) 敷金・保証金 100,000 
(借方) 支払手数料 100,000 

地代家賃と支払手数料は経費で計算ができますが、敷金は補償的な性質上「資産扱い」になります。

上記の契約をしていた新潟氏は、引っ越しの為契約を解約する事になり、原状回復費用40,000円を除いた敷金60,000円が事業用の普通預金口座に振り込まれた。

(借方) 普通預金 60,000 (貸方) 敷金・補償金 100,000
(借方) 修繕費 40,000 

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