相場は5~6割位と言われています。

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税金の申告に役立つ仕訳の知識

個人事業主の経費の仕訳と勘定科目

雑費

臨時的な支出で、他に勘定科目が見当たらない際に使用する科目です。内容が不明確なため、額が大きすぎると税務署員のチェック対象になるので気をつけましょう。
レシートや領収書に「何の費用か」をしっかりと明記しておくと安心です。

雑費として処理される費用は以下のようなものが挙げられます。

清掃を定期的に依頼している場合に雑費で処理すると金額が大きくなり税務署への印象が悪くなるので、雑費ではなく管理費という勘定科目をつくって定期的に処理する方法もあります。
いずれにせよ、雑費は突発的に発生する費用に限定するのがいいでしょう。

仕訳例

雑貨屋を営んでいる個人事業主の甲は、店舗を拡大するにあたり世田谷区へ移転し、旧店舗にあった不要物の処理を廃棄物処理業者に引き取りを依頼した。
本日、代金100,000円を事業用で使用している普通預金口座から処理業者の口座に振り込んだ。

(借方) 雑費 100,000 (貸方) 普通預金 100,000

銀座で個人の洋服店を営んでいる乙は、店舗の大掃除を業者に依頼し、その費用50,000円を現金で支払った。

(借方) 雑費 50,000 (貸方) 現金 50,000

自宅でフリーのデザイナーとして生計をたてている丙は、古くなったパソコンデスクを処理するための粗大ゴミ券をコンビニで1,000円で購入し、その費用は業務用のクレジットカードで支払った。カードの精算日は翌月末である。

(借方) 雑費 1,000 (貸方) 未払金 1,000

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