日々または随時に行う経理事務

現金取引は会計ソフトで毎日記帳

小売業や飲食業をはじめ、お店を経営している個人事業主は現金商売です。現金商売の場合は、毎日の現金管理が大切です。面倒でも売上金は毎日きちんと銀行へ入金し、通帳記入を行い、会計ソフトに入力しましょう。

そして、現金で支払った事務費をはじめとした経費の領収書もきちんと保管・整理し、その日のうちに会計ソフトに入力することが重要となります。

また、請求書や納品書を発行したり受け取ったりした場合もきちんと整理し、その都度入力しておくことによって後々の事務が非常にスムーズに行えます。

提出する書類（従業員がいる場合・いない場合共通）

頻度	発生事項	例
毎日行う事務	現金の支出	仕事に関わる事務用品費仕事で支出した旅費交通費宅配便などで支出した発送費その他仕事に関わる経費など（領収書を保管し、会計ソフトに入力する）
	現金の収入	現金で受け取った売上金など（毎日会計ソフトに入力する）
随時行う事務	預金での取引	現金による口座預金の入出金取引先からの入金取引先その他への振込みによる出金公共料金や月払い契約・クレジットカードなどの自動引き落としによる出金（預金の出入りがあった場合、その都度会計ソフトに入力する）
	通帳記入後	預金通帳への記帳をしたら、会計ソフトでの帳簿残高と比較し、一致しているか確認する。

面倒でも、毎日きちんと入力・記帳をすることによって、誤りが見つけやすくなります。大
量の領収書とにらめっこしてどこが記入もれなのか…などといった事態にならないように、毎日こまめに記入・管理・記帳をしましょう。