地震保険料控除

最大で5万円の控除が可能

地震保険とは基本的に地震、噴火、津波を原因とする火災、損壊等による損害などをてん補する保険金のことです。

その地震保険に対する地震保険料控除が平成18年（2006年）の税制改正で新しく作られました。比較的新しい所得控除なので知名度的には低い保険ですが、最大で5万円の控除が受けられるので知っておきたい控除のひとつです。

控除額は
年間の支払保険料が5万円以下：その支払保険料額の全額
年間の支払保険料が5万円を超える場合：5万円
となっています。

この地震保険料控除は、平成19年1月1日以前存在した「損害保険料控除」が廃止されたのに伴ってできた控除なので、平成18年12月31日までに締結した長期損害保険契約に関しては、引き続き控除対象となります。（長期損害保険契約の控除額は以前と同じで最大15,000円です）
細かな規定についてはこちらをご覧下さい。

以前の損害保険料控除が15,000円が限度額だったのに対して地震保険料控除は最大で50,000円となり、節税額も結構な額となりました。忘れないように申告しましょう。

ただし、中には地震保険控除の対象とならない地震保険もあります。加入している人であればその保険が、これから加入しようとしている人はその地震保険が「控除対象となる地震保険なのかどうか」を保険会社に聞いてみましょう。

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