自分でお店のサイトを作ろう。

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経営戦略(インターネット)

SEO(検索エンジン最適化)の基礎知識

ホームページを作る際には、あらかじめ決めておくべき事項がたくさんあります。ただやみくもにデザインを決めてレイアウトしていくようでは、意味のない、ただの飾りのようなサイトができるだけです。
ホームページを作っている人や業者のなかには、SEO(検索エンジン最適化・Search Engine Optimization)の知識が中途半端だったり、わかっているつもりの人が少なくありません。
そのような人に引っかからないために、ある程度の基礎的な知識を身につけておきましょう。

Flashに注意

美容系のサイトに多く見られるFlash(動画・動的コンテンツ)メインのサイトは、見た目にはカッコいいのですが、SEO的には大きな問題があります。
フラッシュはひとつのファイルとして検索エンジンはカウントします。現在の検索エンジンの特性として重要な「情報量」が、その「Flashファイルひとつ分」にしかならないのです。

検索エンジンはフラッシュの中身は把握できないので、いくらボタンがたくさんあって見た目には文字がたくさんあるようなサイトでも、ただのひとつのファイルにしか過ぎないのです。
検索エンジンは、サイトに組み込まれているテキストや題名、などを頼りにどのようなサイトかを判断し、ページの階層やページ数の多さなどでサイトの規模を計り、そのサイトにリンクしているページの関連性などを調べて重要度を測っているといわれています。Flashのファイルだけでは、何のサイトなのか把握するのが困難になるのです。
また、検索するユーザーは、さまざまな言葉を使用してきます。ページの中にあるテキストが多いほど、検索している言葉にヒットする可能性が高くなりますが、Flashでは何もヒットしません。そのように、Flashだけのサイトにはさまざまな問題点があるのです。

優秀な制作者は、トップページの上部のナビゲーション部分などにFlashを組み入れて見た目を良くし、メインはテキストや画像をたくさん組み入れた作り方をしています。
カッコいいサイトを作りたいからといって、Flashファイルしかないようなサイトになってしまっては、アクセス数がまったく期待できないので注意しましょう。

テキスト部分は画像ファイルにしない

このパターンもFlashと同様、SEO的に問題がある制作方法です。Adobe Illustratorなどでレイアウトを作ってそのまま貼り付けるケースがよく見られます。
一見、他のサイトと変わらないように見えますが、テキスト部分が画像ファイルになっている場合は、カーソルを置いてもテキストを選択することができません。
このようなサイトができてしまう理由として考えられるのは、ホームページのレイアウトが上手くできないか、時間を短縮するためにそのまま貼り付けた、などが考えられます。
このようなサイトもFlashの場合と同様、情報が画像ファイルのみとなってしまい、テキスト部分の情報は全く検索エンジンは読み取ってくれません。 (※ネットショップなどの販売サイトは、インパクト重視のため、誘導先にこのようなサイトを置いている場合もあります)

業者の選び方

ほとんどの方は、デザインが良く、クリックしたくなるようなサイトでありつつも、検索順位が上位になるようなサイトを作りたいと思っているはずです。
ですが、業者のなかには、デザイン重視でSEOの知識が乏しいところや、素人のようなレイアウト方法で制作してくる業者などもあります。
そのような業者にあたらないためには、過去の作品を見るだけでなく、その業者のサイトや業者が制作したサイトが検索の上位に来ているかどうかもチェックする必要があります。
なかには、口ばかり達者で高額な料金設定している業者もあるので、知識のある知人などと一緒に探したほうが良いでしょう。

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