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お店・職種別ガイド

グリーンコーディネーターで独立・開業する

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園芸のプロフェッショナル ホテル・ショッピングモール・レストラン・オフィスなどの商業施設から遊戯施設・イベント会場にいたるまで全国各地で活躍できる職業です。
雰囲気・空気・湿度などその場所に適した植物をコーディネートし、植物のメンテナンスも行います。
さまざまな種類の観葉植物の特徴や管理方法を把握し、行動力やセンスなども兼ね備えた人がフリーランスとして成功しています。

フリーのグリーンコーディネーターになるには
知識と経験を
身につける
園芸店をはじめお花屋さんや植物関連の会社でグリーンコーディネイトの知識を学びましょう。下記のような検定試験に加えて園芸装飾技能士という国家試験もありますが、国家資格の場合は経験を必要とするので未経験者には無理です。その他の資格も現状ではそれほど重要視されていませんが、就職をする際には有利に働くでしょう。
体力と行動力を
身につける
観葉植物に詳しいというだけでは仕事は受注できません。自分をアピールする行動力と一日行動できる体力を身につけましょう。
フリーになると決めたら、自分のWEBサイトを作って準備しておきましょう。ブログでも十分です。FacebookなどのSNSを使って人脈を広げておくとかなり有利です。
自動車免許 当然ながら、観葉植物を運ぶには自動車が必須です。なるべく運転の技術も向上しておきましょう。

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独立して活躍するために役立つ資格

グリーンマスター認定試験

グリーンマスター1級認定証 主に熱帯、亜熱帯原生種で観賞用に供される植物に関する問題「インドアプランツ」が8割、 戸外で緑化用として活用される樹木に関する「庭園樹木」の問題が1割、インドア用も含めた花壇草花・花鉢に関する問題が1割で、計100問の試験です。 90点以上で1級、70点以上90点未満だと2級、60点以上70点未満で3級と認定されます。

試験主催者の協会によると、合格した際のメリットとして
・グリーンコディネーターへの近道となる
・国家試験「園芸装飾」技能検定試験に役立つ
・知識豊かなグリーンライフが過ごせる
・協会から認定証・認定カードが交付される
・観葉植物に関する新情報が得られる
・希望者には、協会のホームページの「グリーンマスター・コーナー」に氏名(都道府県)が掲載される
・1級認定者で希望者には、花育活動の推進のボランティアアドバイザーとして推薦される
とあります。
フリーとなって自分のHPやブログ、またはFacebookなどのSNSで紹介する際に所持していることを掲載するには良いかもしれません。

グリーンアドバイザー

日本家庭園芸普及協会の認定する、民間資格です。
この資格を取得すれば「日本園芸普及協会」に登録することができます。運がよければガーデニング教室の講師や、相談員などに依頼されることもあります。ただしそれほどアテにできるものでもありません。
この試験の受験資格は

・園芸関連業務に1年以上携わった実務経験のある人
・園芸関係の学校を卒業した人又は講習の次の年に卒業見込みの人
・園芸に関する地域活動に従事し、指導・助言のための知識向上を目指す人

※上記ののいずれか一つでも該当する18歳以上の人です。
試験の前には必ず講習を受けなければなりません。受講・受験料は一般で39,000円、学生が19,500円が必要です。また、合格しても、協会のグリーンアドバイザー登録簿に登録しなければ上記のような合格の恩恵を受ける機会も激減します。その登録料として10,000円が必要となります。
本当に必要かどうかを自分でしっかりと考えてから受験しましょう。

園芸装飾技能士

厚生労働省認定の国家資格で、観葉植物による室内装飾を行う技能を認定する資格です。
1~3級があり、1級は労働大臣名の、2~3級は各都道府県知事名の合格証書と技能士章が交付されます。
植物の維持管理・手入れ方法・色彩・バランス感覚なども試験内容に含まれています。
誰でも受験できるわけではなく、お花屋さんでの実務経験も必要とします。
国家資格ではあるものの、この資格がないとグリーンアドバイザーができないというわけではありません。自分の技術のアピールとして取得すると良いでしょう。

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