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DTPデザイナーで独立・開業する

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Illustrator・Indsign・Photoshopなどのソフトを使用し、編集者が思い描いたデザインをデータ化する仕事です。デザイナーとして独立するにはそれなりの経験が必要となります。
上記のソフトの習得は独学ではかなり時間がかかるので、早くモノにしたい人はスクールに通うのが良いでしょう。ただし、職業訓練系の無料講義などの格安のスクールのなかには、古いデザイナーが教えているところもあるので、できるだけ知っている人にスクール選びを相談してから通うようにしましょう。
WEBほどではありませんが、DTP業界もすごい速さで扱うソフトや環境などが変化しているので、できるだけ最新の情報を手に入れながら勉強するのが大事です。

技術を習得したらまずDTPを行っている会社でオペレーターとして経験を積み(給与は期待できませんが)、将来独立ができるように日々勉強です。デザインも任されるようになったら一人前と言っていいでしょう。
固定客ができるまでは収入が不安定なので、独立するには貯金も必要です。
以前はMacでのDTPがほとんどしたが、最近ではWindows環境でやらせる所も増えています。また、一昔前はフォントが複雑で大変でしたが、現在ではかなり改善されてやりやすくなりました。

DTPデザイナーで独立するには
スクールに通う DTPを独学で学ぶのは難しいので、教えてもらえる人がいない場合はスクールに通うのが無難です。
IllustratorやPhotoshopなどを単独で学ぶより、Indesignをはじめとして全体的にDTPの流れを把握する必要があります。講師として経験がある人に教わるよりも実践経験が豊富な人に教わるほうが、現場に出てから苦労することが少ないでしょう。
スクールに通う前にしっかりと講師に現場での実践経験があるかどうかを調べましょう。
DTPエキスパートなど、DTPの検定試験もありますが、持っているからといって実践で役立つわけではありません。検定中心のスクールよりも実践を教えてくれるスクールを選びましょう。
雇われて
経験を積む
フリーとして独立するには、わからないことがあっても自分で解決できるだけの知識や技術を身につけなければなりません。基本的に誰も助けてくれないと思っておいたほうがいいでしょう。
そのためには、なるべく少しでも多く実践経験を積むことです。DTPの仕事は出版不況といわれている時期でも人材不足です。理由としては、不規則な労働時間や低賃金などが挙げられます。この業界の多くの現場は低賃金で長時間の労働を強いられているのが現状です。
また、フリーになる前に、派遣の仕事をしておくのがおすすめです。派遣先では助けてくれる人は少なく、「できて当たり前」と思われるのが大半です。自分ひとりでできるようになったかどうかを見定めるにも絶好の職場です。
ソフト・PC・プリンターなどの必要機材を揃える DTPでフリーとしてやっていく際にいちばん問題となるのがプリンターです。DTP用のプリンターは安くても数十万円の初期費用と月数万円のコストがかかります。リースを利用している人も多いので、独立する前には十分検討する必要があります。
とはいっても、DTP環境は毎年目まぐるしく変わっているので、低価格のプリンターで可能になる日が訪れることも考えられます。絶えず情報を仕入れるようにしておきましょう。

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