面倒なことはお早めに。

個人事業主の開業と税金ガイド > お店・職業別開業ガイド > カフェ > 資格・許可

お店・職種別ガイド

スポンサーリンク

カフェの開業に必要な資格・許可

おしゃれな雑貨店の窓どのようなお店を開業するにしても、市町村などの公的機関に無断で開くことはできませんね。また、職種によっては資格も必要になってきますが、カフェの場合は、資格は「食品衛生責任者資格」を取ればOKです。
「許可」とは、市町村などの公的機関に届け出てOKの書類をもらうもの、「届出」は許可を得るというよりは報告するもの、と区別するといいでしょう。お酒を扱わないカフェの場合、許可をもらうために必要な申請は「営業許可申請」のひとつで、この許可を得るために食品衛生責任者の資格が必要になります。
あとは税務署へ「開業届」を、消防署へ「防火管理者の届出」を提出します。

保健所からもらう「営業許可」の申請

先ほども述べましたが、カフェの開業に必要な許可(酒類を扱わない場合)は、この各地域の保健所に認めてもらう「営業許可」です。そして、この営業許可をもらうために最低必要なのは以下のとおりです。法人の場合はさらに「登記事項証明書」も必要です。

食品衛生責任者資格

資格というと少し難しく考える方もいらっしゃるかもしれませんが、この資格は各地域の保健所が指定する機関が主催する講習を受けると、ほぼ自動的に得られる資格です。東京都の場合は、公益社団法人日本食品衛生協会の「食品衛生責任者養成講習会」を受講することになります。会場は9箇所あり、受講料は10,000円かかります。地方によっては3,000円位のところもあるので、地元の保健所のサイトなどで調べてみましょう。

営業許可申請書

各保健所に提出する申請書です。最近では多くの保健所のウェブサイトで、PDF形式でダウンロードできるようになっています。(例:東京都福祉保健局の営業許可申請書

水質検査成績書

貯水槽または井戸水を使用するときに必要となる証明書です。店舗のビルが貯水槽の水を利用するしくみになっている場合があるので事前に確認しておきましょう。

営業設備の大要・配置図

要はお店の平面図のことです。東京都の場合はこちらのPDFの配置図と営業設備の大要を使用できます(2通)。

税務署へ開業届を提出する(個人事業主の場合)

こちらの開業届は、税務署に税金を申告するための届出になります。原則として開業する1ヶ月前に提出することになっています。個人事業の開業・廃業等届出書をダウンロードして、各担当の税務署に提出すればOKです。

税務署に届出を提出する

収容人数が30人以上の場合に必要になります。どちらか分からない場合は最寄りの消防署へ問い合わせれば確認してもらえます。(東京消防庁の申請書ページ

スポンサーリンク