地味な努力も必要です。
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センスがモノを言うお店です。自分のスタイルを貫きながら顧客を獲得できるかどうかがポイント。市場のニーズに合わせながら個性を出していきたいところです。
お店に訪れてくれるお客様への接客が一番大事ですが、その他にも雑貨店のオーナーがやるべきことはたくさんあります。
基本的に単価が高くないので、仕入れと売り上げの管理は結構大変です。また、仕入れる品物が自由なお店なので、その分、さまざまな場所に探し回って仕入れなくてはなりません。しかも流行りにも敏感ではなくてはならないので情報収集も欠かせません。そのなかで自分のお店に沿った商品を厳選して仕入れることになります。
店頭の販売だけでなくWEBを使って販売をする場合、さらに細かな商品管理が必要となってきます。WEBで売れた商品を発送する直前に店舗で売れてなくなっていたりすると大変です。雑貨の多くは取り寄せるのに時間がかかったり同じ商品があまりなかったりするので、お店の信頼に関わります。
商品の品揃え
流行りなどの情報収集
ディスプレイの工夫
効率の良い仕入れ方法
雑貨店に勤めたことがない人は、できることなら、人気の雑貨店でアルバイトやパートとして働いてノウハウを学びたいところです。客としてお店を見るだけでは分からない仕入れの方法やディスプレイの工夫のコツなどがわかるはずです。
開業の準備がある程度整ったら今度は場所選びです。代官山などの人気の場所に出すか、ショッピングモールの中に開店するか、それ以外の意外な場所にお店を開くかを入念に検討する必要があります。自分のお店のコンセプトに沿った場所選びをすることが肝心です。
現在は100円ショップでもある程度の雑貨が手に入ります。そのような大規模なお店に対抗するにはコンセプトが最重要となってきます。自分のお店にしかない雰囲気をつくりだし、ウキウキするようなお店にできるかどうかがポイントです。
便利なグッズを中心に集めるなら、「便利なグッズの品揃えだけは負けない」ような、絶対的な強みを持つといいでしょう。また、アジア系の雑貨ばかり扱うお店なら、最初の開店前の店づくりからアジアンぽくこだわって、遠くから見てもアジア雑貨が置いてあるような雰囲気を出しましょう。
専門家が来店してもビックリするようなお店になれば成功間違いなしです。
アンティーク商品を扱う場合は警察署から古物商の許可をもらう必要があります。その他、医薬品など法律的に許可・認可が必要なものもあるので事前に調べましょう。
店舗初期費用 | 100~300万 |
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店舗の外装・内装 | 400~800万 |
その他備品 | 40~100万 |
開業経費 | 50~70万 |
リサーチなどの費用 | 10~30万 |
計 | 600~1300万円位 |
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