エステサロンを開業する

美のスペシャリスト、エステティシャン。主にフェイシャルやボディのトリートメントを行います。
独立に資格は必須ではありませんが、民間資格をとっておくと信用性がアップして集客につながります。エステサロンで働いて指名客が増えたら独立のチャンス。

出産などで離職した場合には自宅で小規模なエステサロンを経営することもできるので、独立に向いている職種といえますが、専門学校などのスクールを卒業して、エステサロンで働いて経験を積む必要があります。

エステサロンを開業するには
資格を取得する	AEA（一般社団法人日本エステティック業協会）が主催している認定資格が一般的で、上級認定エステティシャン以上は難易度も高く経験も必要なので、それなりの信頼力があります。
経験を積む	上級以上の資格を取得するにも実務経験が必要ですが、サロンを開業するとなるとさらに経験が必要となります。自分なりのエステのカタチをつくれるようになるまで頑張って経験を積みましょう。
他にないサービスや特技などを活用	エステサロンは既存の大手が多数ひしめきあっています。新たに独立開業して新規参入していくには、自分の資格や特技を組み合わせてオリジナルのサロンのカタチをつくることが重要となってきます。店舗を借りる開業資金も必要です。長期計画でじっくりと開業計画を練りましょう。

エステサロンの開業に役立つ資格

資格・検定名	主催者
AEA認定エステティシャン	（社）日本エステティック業協会
AEA上級認定エステティシャン
AEA認定インターナショナルエステティシャン

AEA認定エステティシャン

「基本的な技術と知識を持ったエステティシャン」という定義の資格です。
AEA認定校のカリキュラム 300時間相当を修了しているか、通信教育で同等のカリキュラムを修了していることが受験の条件となります。ＡＥＡ認定校を修了していない人でも、フェイシャル又はボディに関しての1年以上の実務経験があれば受験資格があります。
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AEA認定エステティシャン

「フェイシャルとボディの総合的な技術と知識を兼ね備えたエステティシャン」という定義の資格です。
.新卒者の場合は、ＡＥＡ認定校のカリキュラム900時間相当（基礎/300、Ｆ/300、Ｂ/300）を修了ていることが受験資格となります。
経験者の場合は、フェイシャル又はボディに関して2年以上の実務経験があるか、または、.ＡＥＡ認定エステティシャン資格を取得後、フェイシャル又はボディに関して1年以上の実務経験を有していると受験できます。

AEA認定インターナショナルエステティシャン

「熟練された技術と最先端の知識を持った者に与えられ、日本にとどまらず世界に通用することを目指すエステティシャン」という定義の資格です。

受験資格は
1. ＡＥＡ上級認定エステティシャン資格を取得後、フェイシャル又はボディに関して2年以上の実務経験を有している。
2．ＡＥＡ上級認定エステティシャン資格を保有し、フェイシャル又はボディに関して通算5年以上の実務経験を有している。
3．フェイシャル又はボディに関して養成校の1,000時間相当の教育を受けたエステティシャンで、国際資格又は、同等の国内資格を保有し、且つ通算5年以上の実務経験を有している。
上記1～3のうち、ひとつでもあてはまれば受験をすることができます。