ターゲットを絞ろう。
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既存の強力なチェーン店が多数存在しているカフェ業界。カフェを開業するなら相当の覚悟や努力が必要となります。明確なビジョンとオリジナリティ、センスなどの要素を全て兼ね備えていないと成功は難しいでしょう。
しかし逆に、その自分のセンスやオリジナリティを存分に発揮できるのがカフェの魅力でもあります。自由な発想とコンセプトが顧客のニーズとマッチすれば大成功の道も開けます。
近年、さまざまなタイプのカフェが、大規模なチェーン店をはじめ、つぎつぎと開店したり閉店したりしています。
個人事業主としてカフェをスタートするには当然ながら小規模なカフェからスタートすることになります。小規模なカフェが目指すべきことのひとつでポピュラーなものとして“自分の部屋のようにリラックスできる空間づくり”があります。インターネットができる環境にするのは当然のこと、さらにお店独特のサービスも必要です。
また、場所によっては特定の顧客層にターゲットを絞ってお店づくりをするのも成功するカギのひとつです。サラリーマンをターゲットにするならひとりでくつろげるスペースにしながら商談もできるようなお店に、女性をターゲットにするなら完全禁煙にしたり分煙をしっかりとしたり、主婦が多い場所ならテーブル席を中心にするなど、それぞれの顧客層に応じた工夫が重要となります。
デザート・軽食の研究
接客の高感度
インテリア
音楽のチョイス
開業前から積極的にいろいろな地方のカフェに行き、成功しているカフェや閑古鳥が鳴いているカフェの特徴をしっかりとつかんでおきましょう。また、メニューの種類や味、盛り付け方、またはカフェを提供するのに使用している機械なども入念にチェックしておきましょう。
雑貨や生け花などを上手に使っているカフェもたくさんあるので、自分のセンスを磨くために目を肥やしておく必要もあります。
また、自分がどんなお店にしたいかを決めるきっかけにもなります。
繁盛店で働きノウハウを学びつつ研究しながら他店も見回るのが最良といえます。
カフェは直接来店する顧客がほとんどなので、出店する場所はかなり重要なポイントとなります。ライバルが大勢存在する激戦区の場合にはそれだけニーズもあるということなので、他にない特徴を持ったお店であればある程度の顧客を獲得できるでしょう。
郊外などにのんびりとしたお店を出す場合には、その特徴に沿ったお店づくりが必要となります。
ビジネスビルの地下などにオープンする場合はスピードを重視した提供方法を極められるかがポイントとなります。いずれにしても、その場所と顧客層をしっかりと下調べし、それに沿ったコンセプトを決めてお店作りをすることが成功のカギです。
食品衛生責任者の資格が必要です。保健所で講習会の講習を受講して簡単なテストに合格すれば取得できます。
届出は、他のお店同様、開業届・事業開始等申告書・青色申告承認申請書などの開業用書類、その他には保健所に営業許可申請書、消防署には防火対象物使用届も提出します。お店の内装を業者に頼んだ場合には内装業者が代理で行ってくれるのがほとんどです。
店舗初期費用 | 100~500万 |
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店舗の外装・内装 | 1,000~1,300万 |
厨房の設備費など | 100~300万 |
その他備品 | 100~150万 |
開業経費 | 50~70万 |
初期仕入れ費用 | 10~20万 |
リサーチなどの費用 | 10~30万 |
計 | 1,370~2,380万円位 |
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