毎日お花に囲まれて。
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花は生き物。お店の花を長持ちさせるためには常日頃のこまめなお手入れは欠かせません。また、季節にマッチしたお花を仕入れて店頭のディスプレイも常に気を配るなどの細やかな気配りと毎日の努力が必要です。
その他にも、温度や湿度の調節や水揚げ、お花の仕入れ、配達、事務仕事など、意外とハードなお仕事です。
お花屋さんを経営するなら、仕入れは自分で行うのが普通です。店頭やWEBで販売するお花は自分の目で見て仕入れます。良いお花をできるだけ安く仕入れるためには、お花の農家などにも直接足を運び、コミュニケーションを図ることも重要です。
また、最低限の知識として、仕入れたお花のことは何を聞かれても答えられるようにしておかなくてはなりません。しかしできれば、いろいろなお花の特徴や手入れ方法、花言葉にいたるまで知識を広く深く習得しておきたいところです。
お店のディスプレイ
流行りなどの情報収集
安くて良い仕入先の発掘
花の知識の習得
お花が好きというだけでは開業しても成功するとはいえませんが、好きというのは最低限の条件ともいえます。好きなだけでなく、お花を生活の一部にするわけなので、できるだけ楽しみながら知識を深めていきましょう。
まずはお花の教室などに通いながらお花屋さんでアルバイトや社員として働き知識を深めていき、アレンジメント教室などにも通ってさらに腕を磨き、開業のメドが立ってきたらお店から仕入れのコツなどのノウハウを学び、事務処理もできるだけ自分でできるようにしておきましょう。
そして、いろいろなお花屋さんをまわって、成功しているお花屋さんの売り方、見せ方などを盗みつつ、自分オリジナルのお花屋さんをイメージしていくといいでしょう。
また、WEBに関する知識もつけておきましょう。母の日をはじめとする記念日は、インターネットでの注文が殺到します。他のお花屋さんでどのようにWEB販売をしているかどうかをリサーチして、自分でもできるように準備をしておきましょう。
開店する場所に沿って、個性を出したお店にできるかどうかが成功のカギです。客層を把握し、中心となる年齢層・性別などを考慮したお店のディスプレイをしなくてはなりません。
また、勉強したアレンジメントを活かすためには、外から見えるところに自慢のアレンジメントコーナーを設け、通行人の目をひきつけるようにしましょう。
住宅街であれば、地元に常連客を集めるために、ドライフラワー教室やアレンジメント教室などを格安、できれば無料で行ってあげるといいでしょう。
お花屋さんを開業するのに必要な資格はありませんが、開業届など、他の個人事業と同じような書類を提出する必要はあります。
店舗初期費用 | 100~300万 |
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店舗の外装・内装 | 100~400万 |
その他備品 | 40~100万 |
開業経費 | 50~70万 |
初期仕入れ費用 | 100~200万 |
リサーチなどの費用 | 10~30万 |
計 | 400~1100万円位 |
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